世界のビジネス成功事例~ケーススタディで学ぶ~

世界の有名・無名企業のビジネス成功事例をケーススタディで紹介します。 海外のメディアをソースとし、経営者である筆者の独自の視点を加えて説明しています。

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Case1: Diesel(ディーゼル)7 ~Dieselに学ぶ~

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勝手に締めさせてもらいます。

Diesel(ディーゼル)は今や高品質なファッションを提供する世界的な一大ブランドへと成長したが、
その根底に今でも流れているものは「何か普通でなく、何か馬鹿なことをやりたい」という一人の男の
強い思いから始まった。

その思いを頑なに貫いた結果、今や彼の作り出す製品は何百万人もの人に受け入れられるようになったのだ。
まさに『初志貫徹』、ブレない一貫性の成功の代表例と言えるかも知れないが、もちろんその前提として
質の高いものを提供するというポイントは欠かせないはずだ。

職人としてのプライドと芸術家としての遊び心がこの偉大なブランドを創りだしたと言えるかも知れない。
そして、新しく消費者のライフスタイルに入り込み斬新なアイデアを提供し続けることが出来たからこそ
と言えよう。

価格帯も多分に影響しているが、確かにDieselは他の高級ブランドに比べて親しみ易い。
それでいてカッコイイのだから凄い。
常に顧客との距離を縮めようと努力した結果と言えるのだろう。

筆者が感じるDieselの成功要因はやはりRossoのカリスマ性と人の育て方だ。
彼無くしてDieselはあり得ず、スタッフ無くしてDieselは成り立たない。
どんな企業であっても紐解けば人の集まりであり、そこにいる人が上手く機能しなければ良い結果は
生まれないのだ。

自分の会社はどうだろう?と考えた時、Rossoの様に人と接することが出来ているとはまだまだ言えない。
ありがとうRosso、そしてDiesel(ちなみにRossoは存命中)。
勉強させてもらいました。

筆者も邁進します。

Diesel Camp2


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  1. 2011/11/10(木) 18:00:00|
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Case1: Diesel(ディーゼル)6 ~カリスマは人も作る~

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最後は『人』について。

Diesel(ディーゼル)がこれ程までに世界に浸透した非常に重要な要因の一つとして、Rossoがこれまでに何千人と
いう人間をDieselというブランドのために働きたいと思わせたこと、すなわちInspireしたことが
上げられる。

Diesel Team

先月、世の多くの人間に惜しまれながらこの世を去ったApple社のSteve Jobsしかり、強力なカリスマ性は
人を惹きつける。
麻原、じゃなかった、Rossoもまた然りなのだ。

それでいてDieselはそこに“Flat Hierarchy”、すなわち平等な社会を形成した。

経営陣の数を極端に減らし、スタッフ同士が別け隔てなく考えを言い合える職場環境を作り上げることで、
自分の存在意義を実感しDieselに対する愛社精神をより強固なものにしているのだ。

そのため、物事を遂行する際にはチームとして行動し、その進行状況や結果を協議する。
チーム内でのフィードバックがあるからこそ、より良いものを作ろうと努力し、またその結果に対して
賞賛を受けることで人はやる気になるのだ。

この結果、Dieselで働くスタッフはモチベーションを高く維持することができ、また離職率も低いようだ。

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  1. 2011/11/09(水) 18:00:00|
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Case1: Diesel(ディーゼル)5 ~喜んでプレミア価格を払わせるプライシング~

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今日はプライシング、すなわち価格付けについて。

Diesel(ディーゼル)は”Premium Pricing”と称されるプライシングモデルを適用している。
これは要は、消費者がDieselの商品に対して付加価値の対価として少し多めに支払ってもらおうと
いうもの。

Dieselに言わせれば、消費者はPremium Price、つまり他社製品よりも高額な金額を払う理由は
ただ単にDieselの製品の品質が良いからではない。
それはむしろ当然のことであってそれ以上でなければいけない。

『思い通りの生き方を形成するためのプレミアムでダイナミックなライフスタイルにそれらの製品がフィットし、生活を豊かにしてくれる』から払うと言う。

Diesel Tag


ポッと出の会社がこんな新興宗教まがいの発言をしたら完全に消費者から見放されそうなものだが、
れっきとした結果を伴ったDieselの発言では聞いているこちらもタジタジだ。

以前、あるカード会社が行ったPriceless戦法に通じるものがあるが、Dieselの消費者はジーンズが
必要だから購入しているのでなく、Dieselのジーンズを履いて生活をしたいから購入しているのだ。

くれぐれも「強欲な会社だ」と一蹴しないで参考にしてもらいたいものである。

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  1. 2011/11/08(火) 18:00:00|
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Case1: Diesel(ディーゼル)4 ~店舗運営と物流戦略~

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次は店舗形態と店舗展開について。

Diesel(ディーゼル)は現在世界に5,000ものショップを抱えているが、その内直営店は300店舗のみで、
残りはデパートやブティックなどDiesel商品を代わりに販売する属国、ではなく代理店なのだという。

Diesel Store1

通常、こういった場合には他のブランドも乱立しており、Dieselとしてのブランドを維持していくことは
難しいように思えるのだが、そこはDiesel大先生。
もちろん上手くやっている。

その秘密は”Culture”、つまり文化と”Distribution”、流通の方法にあるという。

まず、Dieselカルチャーというのは従業員の体に強く根付いており彼らの意識は総じて高い。
「信者なんだから当たり前だろ?」と思わないで頂きたい。
「従業員数が2,000人を超える様な大所帯で、どこの世界に経営陣と同じレベルの志を持つショップ店員がいるんだ?」と嘲笑った過去の自分が恥ずかしい。

例えば直営店の店長であれば旗艦店として本部の意向を他へ伝えることが自分たちの役割であると
理解しているので、キャンペーンの宣伝なども周りの模範となるべく動くのだ。
そして、直営店ではない代理店とのやり取りを頻繁に行ない、なるべく近い位置でいつでも
サポート出来るようにしている。

Diesel Camp


文面で書くと安っぽいが、この意識の高さが本当なら凄いことだ。
人を動かす難しさというのは実際にその立場にならないと中々分かるものではない。

また、物流の仕方も独特で旗艦店への一店舗のみに特化した流通網と、少数の店舗のみに抑えて
仕入れを行う方法でそのクオリティーを保っているのだとか。
つまり5,000もの店舗があれば、それぞれ国や場所によって求められるものが違う。
同じDieselと言っても当然同じではないのだ。

それをDieselはしっかりと理解していると言えよう。
一束100円のほうれん草を日本全国同じ物流で届ける訳ではないと仰っているわけだ。

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  1. 2011/11/07(月) 18:00:00|
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Case1: Diesel(ディーゼル)3 ~ライフスタイルを提案するプロモーション~

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プロモーションについて。

最近Diesel(ディーゼル)が行なっている宣伝のうたい文句は”Be Stupid”、日本語に置き換えれば『馬鹿になれ』。

Diesel Catchcopy


なんだかどっかの顎のしゃくれたプロレスラーが言っていた様な気がしなくもないが、もちろんこれは
日本発ではないだろう。
このコンセプトは、その昔Rossoが「他人と同じ物でなく、自分を表現出来る物を作ろう」と思った
その思いを表現している訳だ。

そしてこれらに周りの人を巻き込み、一大ムーブメントとして、世界に拡げていこうという考え。
はなはだ迷惑な話で絶対に巻き込まれない様に注意したいのだが、そういった動きを創り出す情熱は
やはり凄い。

Dieselプロモーションやマーケティングは大半の会社が行なっている様な方法、つまり常に
消費者に対して売り込む『一方通行の情報発信』ではなく、消費者と対話しながら情報を提供していく
『二方向の情報交換』戦略だという。

そして、理想のライフスタイル自体を提案し、その提案したライフスタイルが消費者に受け入れられれば、
そこにあるもの、すなわちDieselの製品も購入してもらえるだろうという考えなのだ。
今ではこういったライフスタイルから提案するブランドは増えているが、その先駆け的な存在と
言えるのかもしれない。

そのため、Dieselが提供するファッションは衣服だけに留まらない。

例えば音楽に関してもライフスタイルの一環として捉え、Diesel:U:Musicと言う会社を立ち上げ、
まだメジャーになっていないバンドやミュージシャンに音楽を披露する場を提供している。

Diesel U:Music

こういった今まで本業でなかったことに取り組み始め没頭して痛い目を見る会社は何も関西の
お笑い企業だけではないのだが、昨今の芳しくない音楽業界やそこで夢を追う若者にとっては
非常にありがたい存在であろう。

ここでもまたDieselは信者獲得に暇がないわけだ。

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  1. 2011/11/06(日) 18:00:00|
  2. Diesel
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プロフィール

アントレップ

Author:アントレップ
来てくれてありがとうございます。

現在、東京港区にて小さな会社を経営しています。

大学時代にアメリカで学び、卒業後外資系の証券会社で働いていた経験を活かして、海外のビジネスの成功例をご紹介したいと思い始めました。

仕事の合間に翻訳したりしながらですので、あまり高いクオリティを保てませんが、少しでも何かしたら情報を得て頂けれれば幸いです。

自分自身の勉強のためにもこのブログを出来る限り更新して行きたいと思っています。

面白い情報等あれば是非教えて下さい。

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