世界のビジネス成功事例~ケーススタディで学ぶ~

世界の有名・無名企業のビジネス成功事例をケーススタディで紹介します。 海外のメディアをソースとし、経営者である筆者の独自の視点を加えて説明しています。

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Case3: シェル(Shell)9 ~社外ステークホルダー(圧力団体)~

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またしても、相当時間が空いてしまいました。
師走とは良くいったものです。
少し、プライベートな面でも忙しく、こちらの更新が後回しになっていました。
それでは、以前よりシェルの続き。

今回は圧力団体について。

圧力団体とは、ビジネスや政治といった主要な事項を決定する際に影響を与える特定の目的を
持ち、その問題に対して世間が注目するような行動を取るグループと言える。
これらの圧力団体と良い関係を保つこともシェルの様な企業には重要だ。

シェルは主要な圧力団体の代表であるWWFやグリーンピースと、古い石油掘削装置を破棄する際、
「環境に対する影響を最も小さくするにはどうしたら良いか?」について、定期的に話し合う
機会を持っている。

また、米国のルイジアナ沿岸にある特殊なエコシステムの問題に関するキャンペーンを展開している
地方の特定の圧力団体とも直接話し合いを持っている。
修復に際して実際に起こる変化をモニターするためのリサーチに200万ドル以上をかけ、ルイジアナの
Breton Soundの修復を行った。

加えて、シェル人権保護と社会扶助に非常に熱心に取り組んでいる会社でもある。

石油と天然ガスを探すという行為において、エネルギー企業は『貧困層の人権』というテーマを
避けて通ることは出来ない。
彼らを労働者として使役したり、彼らの環境への影響等が常に付きまとうからだ。

oil rigs

どのケースにおいても、Danish Institute for Human Rightsというデンマーク団体が定めた
意思決定の方法を使って個々に対応する。
もしシェルがそれらのことに対応しなかったら、それらの国々でモラルの低い競合企業に労働者を
不当に扱われる可能性もある。

シェルはこれらのビジネス理念を守れる国々でのみ営業を行っている。
これらの理念はシェルという企業が何を目的として存在し、また、その行動を定義しうるものである。
このことはシェルのウェブサイトにも記載されているので、是非チェックしてみて欲しい。


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  1. 2011/12/27(火) 18:00:00|
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Case3: シェル(Shell)8 ~社外ステークホルダー(利益団体)~

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ちょっと間が空いてしまいましたが、今日は利益団体(インタレストグループ)
について。

シェルはある特定の分野における利益団体を無視してビジネスを進めていく
こと出来ない。
誰を意味するかと言うと、決定権を持った意思決定者(ディシジョンメーカー)と
意見を形成する世論形成者(オピニオンフォーマー)のことだ。

これらは主に影響力のある組織に属する人々で、彼らが意見を決定し、
シェルにとって影響のある意見を形成する。
具体的にいうと、大学、政治家、メディアやNGOのリーダー、経済コミュニティ
などがその代表だ。

いくらシェルのような大企業であろうとも、周りの意見を無視してビジネスを
進めることは出来ないということだ。

彼らはシェルと様々な方法で関わりを持っている。
例えば政府との関わりというと、シェルは世界の多くの地域にまたがりオペレーションを
行なっているため、これらの国で営業活動をの承認を得るために、その国の政府と
関係をしている。

仕事を創り、税金を支払い、重要なエネルギーサプライを供給している。
よりCO2削減の上で効果的な制約を促進する政府と動いたりと、エコの方面も
しっかりと意識している。
この辺りは今や当たり前となったのだが、一方で有限の石油燃料を採掘し、一方では
少しでもエコを呼びかけようとしている所が、儲けている会社の上等手段だろう。

ビジネスコミュニティでは、シェルは数百に及ぶ他のビジネスを提供しているし、
また購入する側としても貢献している。
他の石油企業との繋がりもあり、ライバルのBPやエクソン、そして世界で運営している国の
政府所有の石油企業など多くの石油企業とプロジェクトにおいてパートナーシップを形成している。
パートナーシップ活動とは新規の石油や天然ガス供給ラインや製油所を共に建設することなどだ。

それから、NGO団体も意思決定に影響する重要な部分だ。
例えば、シェルは2008年にブリティッシュコロンビア州のSacred Headwatersと呼ばれる
三河川の原点となる重要な場所の採掘を考えていた。

しかし、これらの川ではサーモンや他の資源が多く取れるため、このHeadwatersを
採掘から守ろうとする組織が多く形成され、シェルは彼らの意見を取り入れそれ以上の
作業を中止したという。
あまりにも多くの反対を受けるような案件は例え利益が見込める場合でもやらない方が
賢い選択なのだろう。

最後にメディアだが、シェルのような会社が新聞やテレビのようなメディアからポジティブな内容の
記事を継続して受けることは重要なことだ。
これはマーケット内での自社のプレゼンスを高めることになるし、ポジティブな評判によって
新しい顧客を惹きつけることにもなるからだ。


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  1. 2011/11/28(月) 18:00:00|
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Case3: シェル(Shell)7 ~社外ステークホルダー (地域社会)~

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シェルの石油と天然ガス事業は環境的な悪影響を最小限に留めた上で、経済的、
社会的発展を創造しようとしている。
シェルは、コミュニティ(地域社会)にとっての利益が永続的に続くような
投資を行おうとしているのだ。

environmet.jpg

例えば、石油製油所の近くに暮らすコミュニティは安全性に対する心配を募らせている。
これは当然のことだろう。
「いつか大規模な爆破事故が起きるかもしれない」と、不安がるのは当然のことだ。

シェルはこれらの不安を取り除く方法として、人々の信頼を得ることで解決しようと
している。
お金や権力振りかざしてるんじゃないぞ、と。

そのためには、工場を安全に運転したり、計画や緊急時の対応を人々に分からせることが
必要なのだが、シェル地域社会の幸福を改善するための対策として、
地域パートナーシップを構築した。

community.gif

保険医療施設を提供したり、地域の学校や大学に資金面等で援助を行い、それらが発達
するよう努力している。


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  1. 2011/11/26(土) 18:00:00|
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Case3: シェル(Shell)6 ~社外ステークホルダー(顧客)~

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ここからは社外ステークホルダーについて。

社外ステークホルダーとは、当該ビジネス自体には直接関与していないが、
「そのビジネスが何を行か?」に強い関心を持っており、実際シェルの意思決定に
大きな影響を与える存在だ。

当然、シェルは彼らのニーズを満たすよう常に努めている。

そして、これも当たり前であるが、ビジネスは『顧客』無しでは成り立たない。
そのため、シェルのメインの目的は

『価格、品質、安全性そして環境への影響の観点から価値があるものであり、
技術面、環境面そして商業面の専門家のサポートを受けた商品とサービスを
成長させ供給することによって顧客を勝ち取りそして維持すること』と言う。

長すぎる。
言いたいことは色々おありだろうが、これは長すぎる。

そして、これを遂行するのも簡単なことではない。
顧客は常に価格を比較して最も価値のあるサービスを提供してくれるところへ
お金を払いたいと思っている。

そのため人々はリサーチという過程を踏むのだ。
安全性と環境への影響がリサーチと発展プロセスのキーとなるポイントだ。
公害や環境への被害を考え、顧客は

『よりクリーンでより効率の良いバイオ燃料のような燃料』

を求め始めている。

人がより多く旅する様になり、運送にかかる液体バイオ燃料に対する興味が
世界中で高まっている。
バイオ燃料は地球のCO2排気量の増加スピードを抑制する可能性を秘めている。

シェルは顧客の観点で現在の変化に対して反応し、将来的な顧客の期待を
予測しようとしている。
より少ないエネルギーを使い、出来るだけCO2を減らす様努力しているのだ。

シェルの製品は車、船、飛行機および電車等のあらゆる移動形態にとって
必要な燃料等を指す。
そして、それらの全てにグローバルな環境基準と期待が込められている。

これらは主に地球温暖化ガスの管理、エネルギーの効率化、ゴミ問題の解決および
水に対する影響を配慮することだ。

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  1. 2011/11/25(金) 18:00:00|
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Case3: シェル(Shell)5 ~社内ステークホルダー(サプライヤー)~

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社内ステークホルダーの最後にサプライヤーの存在がある。

サプライヤーは製品チェーンにおけるシェルの事業パートナーであり、社内
ステークホルダーの一人と言って良い。
例で言えば、原油採掘場からガソリンポンプへと運ぶ人々のことを指す。

さて、急に話が反転するが、シェルは何をするにおいても中心となるべき
コアバリュー』を多く持っていると言う。
通常コアバリューとはその企業が最も大切にしたいことを指すのだが、一体シェル

何故そんなにも欲張りさんなのか?
その答えは今のところない。
残念だ。

さて、シェルのレピュテーションを守れるかどうかは仕事上必要なアクションがこれらの
コアバリューに「どう影響を与えるか?」をしっかりと確認することにかかっている。
ややこしいので言い換えると、要はその大事にしているコアバリューなるものを
守れるかどうかにかかっていると言える。

シェルは契約人やこれらのバリューを実演してくれるサプライチェーンのパートナーと
のみ一緒働いている。
そうでなければシェルは彼らを使っていないのだろう。

我が国の車王国の如く、殿様商売を地で行っているのか?
続きが気になる。

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  1. 2011/11/24(木) 18:00:00|
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プロフィール

アントレップ

Author:アントレップ
来てくれてありがとうございます。

現在、東京港区にて小さな会社を経営しています。

大学時代にアメリカで学び、卒業後外資系の証券会社で働いていた経験を活かして、海外のビジネスの成功例をご紹介したいと思い始めました。

仕事の合間に翻訳したりしながらですので、あまり高いクオリティを保てませんが、少しでも何かしたら情報を得て頂けれれば幸いです。

自分自身の勉強のためにもこのブログを出来る限り更新して行きたいと思っています。

面白い情報等あれば是非教えて下さい。

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